犬飼たつきちのDIYライフ

#住宅 #家具 #内装 #デザイン #電工

このブログは、アフィリエイトプログラムやアドセンスを利用しています。

【トイレ】浄化槽と汲み取り式の違い

はじめに

浄化槽とは、家庭からのし尿や生活排水を微生物の働きで分解し、きれいな水に変えて川などに放流するための装置です。

汲み取り式トイレは、排泄物を便器下の便槽(タンク)にためて、定期的にバキュームカーで汲み取る方式のトイレで、下水道が整備されていない地域で主に使用されています。

違い

地域や個別の事情により異なる金額になる可能性があります。

観点 浄化槽 汲み取り
新規設置費用 高め。100万円以上かかることも普通にあります。 比較的安めだが、40万円以上は必要です。
臭気 水洗トイレなので基本的にはないです。ただし、屋外の浄化槽の煙突から臭いがする場合はあるようです。 あり。溜めているところと直結した作りの場合は悪臭が居間に来る場合もあります。1
電気代 ブロア(空気を補充し続ける機械)のために必要です。年間1~2万円ほどです。 溜めているだけなので不要です。
保守点検費 浄化能力を維持するために必要です。年間2~3万円ほどです。 清掃の際に異常が無いか確認することもあります。
清掃費 浄化槽内の汚泥を除去するため必要です。年間2~3万円ほどです。 溜めているものを年に複数回汲み取ってもらう必要があります。1回5000円ほどです。
法定検査費 町に処理水を流す仕組みのため法定検査があります。 年間5000円ほどです。 不明です。無い場合もあるようです。

  1. 簡易水洗という汲み取り式トイレを水洗トイレにする仕組みがあります。臭気を遮断する効果があります。